千葉県長柄町で名産となるクラフトビールを作りたい!

現在の金額
¥1,320,000
目標金額 ¥5,000,000
26%

このプロジェクトは目標金額の達成に関係なく、必ず実行されます。支援コースにお申し込み頂いた時点で支援成立となります。

支援した人数 66人
募集終了まで 終了しました

千葉県長柄町で名産となるクラフトビールを作りたい!


田んぼと里山しかない、「通り過ぎる町」と呼ばれている千葉県長柄町(ながらまち)で、林業と町を活性化することをめざし、名産となるクラフトビールを作りたい!
社会問題となっている、放置された植林杉を使ったビールや関連商品を販売することで、林業を支援していきます。
また、長柄町の様々な企業や人達とコラボしながら、クラフトビールを通して長柄町の魅力を発信していきたいと思っております。

長柄町

はじめましてご挨拶

皆様はじめまして、木こりの源です。
僕は少年時代、魔王を倒す冒険の旅に出ていました。

旅に出るにあたり、仲間のいろいろな職業の中でも、特別なアイテムが無いとなれない、戦闘が強くて、全ての呪文が使える上級職「賢者」に強い憧れを抱いていました。

一方、命令を聞かない「遊び人」を、パーティに加える人はあまりいませんでした。

だが、しかーし!

「遊び人」は、育てるとアイテム無しで「賢者」に転職できたのです!!
それを知った少年時代の僕は、強い衝撃とともにこれを強く記憶することとなります。

大人になるにつれ、”遊び人が上手に育つと賢者になる”というのは真理だなーと思うのでした。

時を現在に戻し、僕は2014年に木こりになりました。

全国に杉を植林させた戦後の拡大造林政策の結果、都市近郊の小規模植林エリアは経済的に合わないという理由で放置されてしまいました。

その社会問題の解決案として、木を伐って、その木を使って「セルフビルド」するという活動を楽しみながら行ってきました。さらに、この活動を通して長柄町の交流人口を増やしてきました。

要は、「地域と林業を元気に」という真面目な活動を、とにかく楽しんでいる「遊び人」なのです。

クラフトビール工場は僕の長年の夢だったのですが、これもビールを作りながら、林業と町の活性化をどう楽しむかのプロジェクト。

ちなみに、ビール工場を運営する会社は、㈱ユートといいます。
父が「人は遊ぶことから学び成長する」とのコンセプトから名付けたもので、昔は「㈱遊人」でした。

そう!これは「遊び人」がクラフトビールを通じて「賢者」となり、低迷している林業と過疎化している長柄町を救う!?という大冒険の始まりなのです。

さー皆様、一緒に大冒険にくり出しましょう!!

台風被害をもたらす杉、どうする?
→”木こり流”解決案は「セルフビルド」と「ビール」!?

千葉は、2019年の風台風と雨台風の2連続直撃で大きな被害を受けました。
風によって、たくさんの杉が根ごとバタバタ倒され…。
まさに魔王の所業…。

倒された杉は、復興の大きな妨げになります。
杉は道側に倒れると電線を切り、停電を呼び起こします。

さらに、重くて動かすことが困難なので、チェーンソーで細かく切って人力で移動させるか、重機の力で移動させるしかないのです。

戦後の拡大造林施策により、人の手で植えられた杉が、今は厄介者…。
杉に罪はないのに、なんとも不遇な話です。

厄介者となっている杉を、ただ燃やすだけではもったいない!
僕が感じた様に、伐採やセルフビルドの楽しさをスポーツ感覚で味わい、切った木のうち建材にできるものをログハウスに使えば、数十年もの間活用できる!

…というわけで、まずは僕の長柄町での活動拠点となる家をセルフビルド。
素人が試行錯誤しながら始めたもので、さまざまな人に出会い、教わり、助けてもらいながら5年がかりでやっと完成しました。

これがきっかけで、長柄町の役場内にバス待合所をボランティアでセルフビルド。
このご縁で、移住定住業務を委託されることになりました。

その後、女性が中心となって、木を伐るところからログハウスをセルフビルドする活動を様々なメディアから発信。長柄町を幅広くPRして、交流人口の増加につなげる活動を行ってきました。

▶くらし情報メディア「ヨムーノ(現在はくふうLive!に名称変更)のインフルエンサー4人がセルフビルドするプロジェクト「ヨムーノDIY女子部が森でゼロから家づくり」はこちら

▶セルフビルドの工程を解説する連載「ビルドクエスト」はこちら

そして、そんな僕たちが、今度は「杉を使ったビール」に挑戦します!

なぜ木こりがビールを!?「ながら木こりんビール」誕生秘話

僕たちのビール工場の名前は、「ながら木こりんブルワリー」と名付けました。
文字通り、長柄町で活動する木こりが作る、ビール工場です。

木こりとして荒れた杉林や里山の整備を行う中で、建材にはできない木材や葉がたくさん排出されます。
これも捨てるのもったいない!ムダにせず何か価値あるものにできないか?

…というわけで、使いどころが無い杉の”葉”で燻製した麦芽で作る「ラオホ(燻製)ビール」作りに挑戦することにしました!

杉で燻製?って意外かもしれませんが、イメージとしては桜の燻製に近い感じ。食品を杉で燻製すると、意外とクセが無くて食べやすいと言われています。

さらに、杉の風味を満喫できるよう、杉の枝片を直接ビールにIN!など、香りや味をもっと楽しんでいただくための飲み方も鋭意研究中。いろんな仕掛けを提案していきます。

ビールに合わせて、コースターや、おつまみ等を載せるカッティングボードなどの関連商品も、木こりの僕たちが考案。里山で得られた材を、一期一会のアイテムに変身させて、森林整備に貢献していきます。

何より、東京から1時間半で行ける「長柄町の新名所」として、たくさんの人が楽しく集う場所になれたらいいな、と思います。

【「ながら木こりんビール」ラインナップ】

「ながら木こりんブルワリー」が作る基本のラインナップはこちらです。
ラオホビールの他は、トレンドに流されることなく伝統的な3種のスタイルにこだわって作ることにしました。

ラオホビール ※基本3種が安定生産できるようになってから開発

<基本3種>
ペールエール Pale Ale アルコール5.1%
イギリス発祥の金色のビールを、ドイツの麦芽で作ります。
ホップやモルトの豊かな香りが特徴で苦味も比較的控えめ。食事に合わせやすいビールです。

ヴァイツェン Weizen アルコール5.3%
小麦麦芽を50%以上使用したドイツの伝統的なビール。白濁した黄色でフルーティーな香りが特徴です。

アルト Alt  アルコール5.5%
銅褐色の見た目から濃厚で、特にホップの香りがきいた深いコクとまろやかな味わいのビールです。

■その他、季節やイベント限定のスペシャルビール

「ながら木こりんブルワリー」パーティメンバーをご紹介!

さてここで、「ながら木こりんブルワリー」立ち上げの冒険を共にするパーティメンバーをご紹介いたしましょう!

■賢者を目指す、森の遊び人
木こりの源(井上 源太郎)

木こりの源

僕の本業は、(株)ユートでの、映像とイベント運営の仕事でした。
また、原宿のカフェ「ハナダ・ロッソ」をコロナ禍で閉店するまで14年間経営しておりました。
一方で、2000年ごろの地ビールブームをきっかけにビールの味の多様性に魅せられ、ホームブリューイングに挑戦しながら、いつかビール工場の立ち上げをしてみたいと夢見ていました。
コロナから始まった時代の激変を機に、今の仕事の限界を感じ、長年夢見たビール工場を立ち上げる決心をしました。

では一言メッセージ!

「誰でも最初は素人!セルフビルドも素人からスタートして、今では4棟目を手掛けられるようになりました。ビールにおいても、林業と長柄町を盛り上げる美味しいビールをつくれるようにレベル上げしていきたいです」


■猪突猛進!でも器用な職人戦士
野菜料理人 ちはるん(安島 ちはる)

野菜料理人ちはるん

長年の厨房経験を経て、「ハナダ・ロッソ」のシェフとして10年以上勤めあげた「ちはるん」。
今は、包丁をチェーンソーに持ち替え、木を伐るところから平屋140㎡の豪邸をセルフビルドで建築中!
鍛え抜いた味覚とセンスで、醸造はもちろん、今回はロゴマークから店舗のデザインまでビール工場の全体をプロデュースしてもらいます。

では一言メッセージどうぞ!

「とにかく、ものづくりが好き!ビールも料理も大好き!!
美味しいクラフトビールと長柄特産の料理で町を盛り上げたい!

コロナをきっかけに、残りの人生は人がやってない、面白い事をやりたい!とあれこれ悩んでいた時、興味本位で木こりの源さんの家づくりに参加。
「え!?、めちゃくちゃ面白い!私も家、つくりたい!!」と土地の安い田舎に移住。
まずは家の材料調達から。
山に入ってチェーンソーで木を伐って、丸ノコやノミを使って柱や梁を切り刻み、屋根張りでは4800本、トントン釘を打ち、全て未経験の私にとっては思っていた以上にハードな挑戦でした。
そんな中、家づくりを始めて、たくさんの人に助けられ、お世話になっています!
その恩返し、ではないですが、ながら木こりんビールが長柄町を知ってもらい、足を運ぶきっかけになれば!と思っています。少し長くなってしまいましたが…
皆さま応援、よろしくお願いします!!」


■人生、仕事か飲みか!言葉の大魔法使い!
バスらせ編集長 しこさん(武田 史子)

バスらせ編集長 しこさん

某生活情報誌を雑誌不況の中、20〜40代実売部数No.1に。その後ウェブに転身し、立ち上げた生活情報ウェブメディアも業界No.1ユーザー数に!
1秒で鷲づかむワードチョイスでタイトルモンスターとの異名をもつ「しこさん」に、広報、宣伝を担当してもらいます。
ながら木こりんビールも浮上させられるか!?

では一言メッセージどうぞ!

「この4年『荒廃林の杉で女性がセルフビルド』プロジェクトのPRに関わってきました。PR担当なのに、活動初回にチェーンソーを持たされ、気づけばMY工具を買い揃え、毎週末長柄町での建築作業に通い詰めるほど、家づくりにどハマり(汗)。
これからは工具をジョッキ!?に持ち替え、新ビールの冒険です。楽しい!うまっ!役立つ!の3拍子。唯一無二なビールの”危険な魅力”をお伝えしていけたらと思います!」


■パソコンが似合わない!ウェブマーケの武道家!
ベテラン営業 みやちゃん(宮崎 大貴)

ベテラン営業 みやちゃん

学生時代は、飲食店のバイトに明け暮れる日々を送り、飲食店のオペレーションにはめっぽう厳しい!
社会人になってからは、営業とウェブマーケティングのスキルを積んできました。
外見は、ラーメン屋の店主か土建職人だけど、エクセルのマクロが得意な知能派!
そんな「みやちゃん」に、営業とウェブマーケティング、たまに醸造を担当してもらいます。

では一言メッセージどうぞ!

「お酒は大好きだけど、ビールは最初の一杯しか飲みません!
という人は意外に多いのでは?かく言う僕もその一人です。
そんな人でも永遠に飲める!そんなビールづくりを目指します!!」

ビール溺愛♡だけど素人!が現在ゼロから奮闘中

現在、絶賛レベルアップ中!
ビールの醸造免許を取るために、レベル上げをしております。

「元銀河高原ビール開発担当・醸造責任者」でカリスマブルワーである醸造家に、ビールづくりの教えを請うております。

まずは、ご紹介いただいた、宮城県名取の「ゆりあげ麦酒」さんと、東京都新橋の「國澤麦酒」さんで研修を積んできました。

ゆりあげ麦酒さん

ゆりあげ麦酒さん

國澤麦酒さん

國澤麦酒さん

そして國澤麦酒さんのOEMで、ながら木こりんビールの試作版を作ることができました!
このビールは、前述の醸造家に作っていただいた、ながら木こりんビール専用レシピのペールエールとなります。
修行のため、僕とちはるんも醸造から瓶詰めまで実際に関わってつくったものです。

さて、どんなお店に!?今後のスケジュール予定

「ながら木こりんブルワリー」になる建物の現在が…こちら!

ビックリされた方、ごめんなさい!
今はこんな状態ですが、2024年1月までには素敵なお店&工場へと変身させますので、お楽しみに。

2024年3月中にビール醸造免許を取得し、免許取得次第、創業を開始いたします。
それまではOEMの形で製造させていただきます。

ブルワリー内では、長年のカフェ運営の経験を生かして、ビールを楽しみながら食べられるランチを提供します。
また、町内や関連する企業等の商品も、長柄町の物産として積極的に販売していく予定です!

・ブルワリーの場所
千葉県長生郡長柄町徳増416−3

長柄町公民館から徒歩5分
店舗図面

資金の使い道

大冒険に出るために、装備品はものすごく重要!
皮の服より鋼の鎧、鋼の剣よりいなずまの剣を装備したいはずです。

クラフトビールも同じで、醸造クオリティーを上げるためには、より性能の高い機器が必要となります。

今回ご支援いただいた資金は、麦汁を一気に冷却するための熱交換器や、ビン詰め機械、ビン洗浄機、プレハブ冷蔵庫等の、より性能の高い機器を購入するために使わせていただきます。

・ビン詰め機械300万
・ビン洗浄機50万
・熱交換器50万
・プレハブ冷蔵庫100万
計500万

リターンのご紹介

5,000円支援コース
「ただただ応援します!」コース
・御礼のお手紙
・ネームorメッセージプレート工場内掲示
 直径6cm位の放置杉の幹を輪切りにして磨いた物に、名前やメッセージ等を書いて頂き、工場内に掲示させて頂きます。
 ※返信用封筒を同封してお送りさせて頂きます。

10,000円支援コース
「ビールを買って応援します!」コース
・御礼のお手紙
・ネームorメッセージプレート工場内掲示
・瓶ビール6本セット(基本の3種:ペールエール、ヴァイツェン、アルト各2本)

※クール便送料込み、発送は工場での醸造がスタートしてからとなります。

15,000円支援コース
「飲んで食べて応援します!」コース
・御礼のお手紙
・ネームorメッセージプレート工場内掲示
・店内タップビール(90分飲み放題)
・ながら木こりんブルワリーのペアランチ

※工場内のビアカフェで、長柄町の食材を使用したランチを食べながら、生ビールが90分飲み放題となります。
※お2人様のペアでお楽しみいただけます。
※お土産にオリジナルコースターをお持ち帰りください。
※カフェ営業がスタートしてからのご利用となります。
※お1人様で2日に分けたご利用はできません。

30,000円支援コース
「長柄町の食材とビールセットを買って応援します!」コース(限定20口)
・御礼のお手紙
・ネームorメッセージプレート工場内掲示
・瓶ビール(基本3種)12本
・ソーセージセット・舞茸・ながら長生き味噌・長柄特産フルーツジャム

ながら木こりんビール基本3種を各4本ずつと、町内工場で作っているこだわりのソーセージ、長柄町の地下水で栽培した舞茸、長柄町の特産味噌、長柄町で採れた季節のフルーツジャムを詰め合わせセットにしてご郵送いたします。
クラフトビールを長柄町特産品と共にご賞味ください!

※クール便送料込み、発送は工場での醸造がスタートしてからとなります。

50,000円支援コース
「オープニングに駆けつける!」コース(限定5口)
・御礼のお手紙
・ネームorメッセージプレート工場内掲示
・オープニングレセプションに参加
・長柄町特産食材を使用した料理と、ファーストバッチのビールが飲み放題(200L無くなるまで)
・お土産瓶ビール6本(ペールエール、ヴァイツェン、アルト各2本)

ながら木こりんブルワリーのオープニングレセプションにご参加いただけます。
ファーストバッチとは、その工場で初めて醸造する窯のビールで、二度と味わえない200Lの貴重なビールとなります。
レセプションでは、いろいろなイベントを計画中ですので、ちはるんシェフの料理と、貴重なビールで楽しい時間をお過ごしください!

100,000円支援コース
「ビールの醸造体験!作ったビールをお届け」コース(限定3口)
・御礼のお手紙
・ネームorメッセージプレート直径10cmサイズ工場内掲示
・ビール工場見学
・ビール醸造体験
・醸造体験時のビールを24本後日配送

ビール工場を見学した後、実際にビール醸造を体験していただけるコースとなります。
後日その時に醸造したビールを24本お届けします!
※クール便送料込み

200,000円支援コース
「ログハウスで一泊しながらビール1樽飲み干します!」コース(限定2口)
・御礼のお手紙
・ネームorメッセージプレート直径10cmサイズ工場内掲示
・ビール工場見学
・ビール醸造体験
・醸造体験時のビールを24本後日配送
・樽ビール18L
・地元食材BBQセット
・杉林整備材で作るオリジナルカッティングボードワークショップ

※醸造するビールと樽ビールは3種の中からそれぞれ、お選びいただけます
※4名様までに限ります
※宿泊日程は応相談

長柄町の杉林整備材を使って建てたログハウスに4名様で宿泊できるコースです。
ながら木こりんブルワリーのビールを1樽サーバーから、食事は地元食材でBBQ!ログハウスのテラスでお楽しみいただけます。
また、体験も充実!
ビール工場を見学した後、実際にビール醸造を体験していただき、後日その時に醸造したビールを24本お届けします!
さらに杉林整備材でオリジナルカッティングボード作りを体験、お土産としてお持ち帰りいただけます。

400,000円支援コース
「ビール1窯まるっと買っちゃいます!」コース(限定2口)
・330ml瓶で約550本分となります。
・御礼のお手紙
・ネームorメッセージプレート直径15cmサイズ工場内掲示

ペールエール、ヴァイツェン、アルトの3種から選べ、オリジナルラベルを作って瓶詰めし発送します。
ご希望があれば醸造体験もしていただけます。
※送料は別途となります。
※オリジナルラベルは完全原稿を入稿していただきます。

最後に、応援メッセージいただきました!

長柄町長 月岡清孝様

千葉県の中央に位置する長柄町は人口約6,400人の静かな町です。
都心にも内房・外房にも気楽にアクセスできることまた、コロナ禍によるテレワークの普及や都会と地方の双方に住まいを持つ「二拠点居住」の後押しとなり昨今移住定住関する問い合せも増加の傾向にありますが、人口減少や少子高齢化が顕著であることから、特に若年層の定住促進は最重要の課題の1つとして対策に取り組んでいるところです。
そのような中、都内でカフェや映像制作などの会社を経営していた井上さんは本町で主に里山整備をするNPO法人ふるさとネッツのメンバーとなり、現在は「木こり」としてご活躍されています。これまでに里山整備を行う際に発生する樹木を活用して、ログハウスやバス待合所をセルフビルドする活動など、町の魅力を様々な媒体で発信していただいている井上さんを始めとする皆さんの姿を大変頼もしく感じています。
長柄町が元気になることを目指し、町の杉を活用して製造するクラフトビールの成功を願っています。
今後長柄町の新たな特産品となるであろう「ながら木こりんブルワリー」へのご支援を心からお願いいたします。

長柄町長 月岡清孝

國澤麦酒 國澤良祐様

源さんにはじめてお会いしたのは、今年の5月くらいでした。「元銀河高原ビール開発担当・醸造責任者」の私の師匠から「木こりで、ホームブリューイングをやっている人がブルワリーを立ち上げるので手伝ってあげてくれないか」と頼まれ、会う事になりました。

まず、源さんがホームブリューイングをやっていた事に興味をもちました。
私は20代前半にバックパッカーとして北米や南米を周遊し、その際ホームブリューイングの存在を知りました。そこでクラフトビールづくりを体験し、海外ではそれが日常の一部としてあることを感じました。幼少の頃から物づくりが好きだったこともあり、いずれ新橋でもクラフトビールづくりをやりたいという思いを抱き帰国しました。

当時、30年前の日本は酒税法が改正されて、いわゆる地ビールの聡明期ではありましたが、一個人が醸造所を開設するには、まだまだ難しい面が多くありました。趣味としてホームブリューイングを続け、醸造所開設に思いを馳せつつ、先代から印刷業を引継ぎ、ものづくりに励んできました。

2020年からのコロナ禍で一気にペーパーレスの波が押し寄せ、ペーパークラフト事業は窮地にさらされました。早急な事業の立て直しと事業の多角化が急務であったときに、印刷業で培ったクラフトマンシップと30年前にしまいこんだビールづくりへの思いが結実し、新規事業としてKUNISAWA BREWINGの開設にいたりました。

そんな私の境遇が、ホームブリューイングに挑戦しながら、いつかビール工場の立ち上げをしてみたいと夢見ていた源さんの想いと一致。源さんがコロナから始まった時代の激変を機に、長年夢見たビール工場を立ち上げる決心した事に共感しました。

長柄町の様々な企業や人達とコラボしながら地域に根差し、時間をかけて”本物”の地ビールを育てて、その土地でしか味わえないクラフトビールを提供することで、街づくりの一端を担ってくれる事を信じておりおます。

最後に

ながら木こりんブルワリーの立ち上げをきっかけに、「通り過ぎる町」と言われる長柄町に足を止めてもらう一助になればと思っています。
また、杉林や里山の整備で排出される木材は価値のあるものなんだ、ということを提案・発信していけたら良いなと思っております。
森の「遊び人」がクラフトビールプロジェクトを通して「賢者」になれるよう、レベル上げしていきますので、ご支援どうぞよろしくお願いいたします!!

最新の新着情報

2023/10/17

interfm「Otona no Radio Alexandria」に出演いたしました。

ラジオ番組、interfm「Otona no Radio Alexandria」で、ながら木こりんビールのお話 […]